かとう絵画・造形教室のホームページに。
あいさつ
はじめまして、そしてこんにちは。わたしが『かとう絵画・造形教室』の代表、加藤勇です。教室では〈いさむ先生〉と呼んでください。ヒゲなんか生やしてますけど、優しい先生ですからどうぞご心配なく!
お父さん、お母さんへ
これは遥かな遠い遠い昔のことで、今から約四十年近く前の話です。
私が幼稚園に入ってすぐの頃、たまたま近所に絵画教室がオープンしました。
ウルトラマンや怪獣の絵を描いては部屋中の壁という壁に飾っていたような子供で、物心ついた時からとにかく絵を描くことが大好きだった私は、親にせがんでこの教室に飛び込みました。ここで私は沢山の絵を夢中になって描き、様々な経験を積みました。
当時、美大を卒業したばかりの若い先生方から聞く、初めて聞く芸術家の名前やその作品のこと、それに美術大学の様子や漫画の話など、絵や美術に関する話のすべてが、幼な心に強烈な印象を残し、沢山の刺激を与えてくれました。
だからといって、私は、毎週おとなしく教室に通っていた優等生だったわけでは決してありません。どちらかと言えば活動的で騒がしい部類の、いわゆるガキ大将だった私は、気乗りがせずにサボった日もあれば、友達と遊びたくて教室をうとましいと思ったことが何度もありました。
それでもあの頃、絵を描いた様々な時間の中には、現在の私の原型となる「私そのもの」がたっぷりと詰まっています。
そして、何かにうまくいかなかったり、失敗をして気持ちが凹んだ時でも、いつでも絵を描き続けてきたことが、この私を支えてくれたのです。
あの時間の存在を感じることで、私は常に自分自身を見失うことなく、その居場所を確認することができました。また、あの経験こそが、自分自身への信頼を持ち続け、困難を乗り越える為の原動力となったのです。
同じような思いを、教室にきた子供さんたちにも感じてもらえるように、私も更に精進しがんばりたいと思っています。
さあ、みんなで一緒に楽しい時間を作りましょう。
かとう絵画造形教室代表 加藤勇
教室の特色
教室に来ることが自然と待ち遠しくなるような、
楽しい場所と時間を作り、
それらを通して、表現する喜びを身に付けます。
喜びの中から、自分自身の表現を選び取る能力を養います。
成長に合わせて、しっかりとした表現の術を引き出します。
納得の行くまで制作に没頭してください!
当教室では、幼児から小中学生までが一緒に、しかも好きな時間にお越しになって『納得の行くまで制作を行う』ことができます。幼児、低学年のうちは、集中して描くことができる限度はだいたい1時間前後なのですが、小学生でも高学年になると、3時間近く描き続けるお子さんもいらっしゃいます。絵画を中心に鉛筆デッサンなども折り込みながら、粘土や版画、紙の立体から、本物の食べられるお菓子を使った『お菓子の家』まで、あらゆる造形制作を年間を通して楽しみながら行っております。小さな子供たちは、お兄さんお姉さんの制作風景に間近で触れることで、より高次の表現を眺めながら成長します。小学生はそんなチビッコを横目に、中には面倒を見ながら、お互いに切磋琢磨することで様々な表現に触れる機会を経験してゆきます。制作・お片づけが終わると、教室の隅に用意してある飴やお菓子などを食べることができます。教室には絵本や画集、図鑑やテレビの人気キャラクター等の雑誌、パソコンなども用意してありますから、お迎えを待っている間でも退屈することはありません。
コンクールへの参加・展覧会
コンクールへの参加はお子様に刺激を与えるよい機会です。子供さんの実力に合ったコンクールをその都度吟味し、教室全体で参加します。また、二年に一度、ギャラリーや公共スペースを借りて、教室全体の展覧会を開催
します。どちらも詳細はHPやブログ、またはお手紙でお知らせいたします。
道具の管理・絵の具について
当教室では画材、とくに絵の具・クレパスは個人の持ち物として各自でお買い求めいただいております。これはお子様自身が、自身の持ち物としての筆やパレットなどの後片づけや、絵の具・クレパスの管理を責任を持って行うためで、このことは絵を描く上はもちろん、子供たちの自己表現の成長のためには欠かせない、とても重要なことであると考えるからです。
たとえば、自分の箱の中の絵の具・クレパスの減り具合から、よく使ういつもの色を把握でき、逆に普段、無意識に使わない色を把握し、あえて使用することで、新しい色彩の世界への興味を引き出すことができるかもしれません。それは結果として、様々な発見や表現の幅の広がりへと繋がって行くでしょう。『好きな色を好きなだけを自由に使いほうだいで描く』ということは、必ずしも良いことではありません。
当教室では特別画材セット(クレヨン・水彩絵の具・パレット・筆・スポンジ)を御用意しております。画材はすべて当教室独自の安心価格でお分けしておりますが、もちろんすでに自分の画材をお持ちの方は、それを使用していただいても何の問題もありません。
お子様の絵の個性、または表現の違いによって、画材の消費の早さや量は違います。その都度、足りなくなった画材(クレヨン・水彩絵の具)は教室側で補充させていただき、月末に精算させていただくことをご了承ください。
美術大学への受験
元・美大受験予備校講師の経験者の受験相談も承っております。
都内の有名美術予備校の紹介もいたします(特典あり)。
その他
塾保険に加入済みです。傷害・事故・備品の破損等の心配は不要です。
もちろん!
自転車置き場完備・冷暖房完備・トイレもウォシュレット装備です。
教室の特色2
「小学校の図工の授業がドンドン減らされています」
「子供たちは図画工作が大好き」
「大切なのはテクニックではありません」
「より明確なイメージの表出をお手伝いします」
小学校の図工の授業がドンドン減らされています。
成果が分かりずらく、将来に結びつくイメージを持ちにくい教科であるために、ほとんど期待されない科目が図画工作のようです。おかげで1947年以降、年間70時間(週2時間)あった小学校での図工の授業が、ここ数年の間に50時間まで減らされてしまいました。学力低下問題で注目を集める国語や算数、体力作りを担う体育などに比べ、図工はとても冷遇されているのです。
しかし図工は頭の中のイメージの、より明確な表出を手助けし、子供達の良いところを無限に伸ばすことができる重要な教科なのです。
たとえば国語で、教科書の文章を読む時はもちろん、作文などを書く時のことを考えてみましょう。頭の中で図像・情景がイメージできなければ、文章の内容を正しく理解したり、正しい文章を作成することができません。文章を構成することや、読んだ内容を把握することは、イメージ能力に左右されることは、おわかりいただけると思います。
就学前の子供さんであれば、たとえば絵本を読むこと(入力・インプット)でこのイメージ能力が養われるように、その逆の頭の中の想像のアウトプット(表出)の行為が、まさに絵を描く行為、図画工作に担う部分が大きいのです。
算数なら、もっと単純に、グラフ表現や図形認識能力などにも応用され、暗算のような能力もイメージ能力から培われるところが大きく、社会科ですら、地図や地図記号という図形認識能力の必要性は、図工と共通の能力で、より一層の磨きをかけられ、大いに活かされるはずです。理科における植物や生物の観察絵日記や記録にも、イメージ能力が充実していればより積極的に取り組めることでしょう。
子供たちは図画工作が大好き!
少し強引かもしれませんが、このように様々な応用を通して図画工作を考えてみると、イメージを表現する行為には、まだまだ沢山の可能性が溢れています。
子供たちの成長にとって、実に大切なものがイメージ能力であり、それはすなわち図画・工作・絵画・造形によって作り上げられる基本的な能力なのです。
しかも他の教科の勉強と違って、子供たちの普段の生活の延長、遊びながら楽しむことが出来るのが、図画工作の素晴らしいところです。
だから子供たちは図工の時間が大好きなのです。
大切なのはテクニックではありません。
しかし大切なのはテクニックを身に付けることではありません。子供たちが自分の感情を素直に表現することが、最も重要なことなのです。
つまり、子供たちにとっては、結果として出来上がった作品そのものよりも、作っている又は描いている時間そのものが、最も興味を引く大切なことなのです。
内緒でぜひ一度、夢中で絵を描く子供さんの様子をのぞいて見てください。その瞬間瞬間に応じた、実に魅力的な、普段お家では見たこともないような表情で机に向かっているはずです。
より明確なイメージの表出をお手伝いします。
『かとう絵画・造形教室』では、お絵描きや図工をすること、いわゆるお勉強をすることが目的ではありません。
子供たちが、自然と楽しくなるような、安心出来る空間を提供し、将来を逞しく生き抜いて行くための自己を表現する力と、それらを選択する力を、きっちりと引き出すように努めます。
いつまでも心に残る指導で、 子供たちのより明確なイメージ能力の表出をお手伝いさせていただきます。
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かとう絵画・造形教室代表 加藤勇
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